山に登る

昨日、テニスをしたらとても気分が良くなった。そして今日はさらに良い天気で、空には雲一つない。
我が家の向かいにそびえる火山488mにでも登ろうかと女房を誘ったが、気乗りしない様子なので単独行。ゆるやかな坂道をのんびり足下だけ見つめて、一人静かに歩くのも良いものだ。
イメージ 1
峠が近くなったあたりに石畳があって、どうしてここだけ「舗装」してあるのか以前からの疑問。
徒歩での移動が中心だった時代は平地と山道が同等に使われていたらしい。ほんの50年前まではそんなものだったのだが、何百年も前のことのように思ってしまう。
現在が、ずっと前から続いていて、そしてこれからもずうっと続くように感じることが日常生活というものだけど、我々の生活は昨日を忘れ未来を想像しないことで成り立ってる。
所々、雪が残る山道を1時間歩くと山頂だ。
ここから急坂を下って戻るコースからは自宅付近が一望できる。
イメージ 2
このあたり、50年前は山林と田園だったはずだ。
50年後、人工は減少して、多くの新興住宅地がゴーストタウンになっていることだろう。
きっちり3時間で帰宅。
疲れや膝の痛みは感じない。ストックも使わなかった。
ここしばらく、とろーいペースで過ごしているが、これぐらいが元々虚弱な俺には適当なのだろうな。