教材作成

何十年と教員をやっているが実習の授業計画は極めておおざっぱなものしか作らなかった。
学生は一人一人違っているし、俺はいつも側に居る。それに絵画技法はこの400年、退化こそすれ進化はしていないのだ。
それがメディア系の担当になって一変して教材研究を欠かせなくなったのだが、このたび授業の進行を常時見てはいられない可能性が出てきたので、さらに誰が見てもわかるような授業計画を作らなければならなくなっている。
学生時代、教育実習に行ったときから授業計画というものには疑問を持っていた。計画したように進むはずはないし、もし進んだとしたら美術の性格上、望ましい状況とは言えない。
やりたいことを見つけるのは個人の責任で、教員はそれをアシストする。あれこれ細かく教えず、多様な表現を導きだすこと。
それが基本ポリシーだと胸を張って言いいたいところだが、実はそれほど考えていた訳でもなく、ただ単にだらしないだけと言われれば否定も出来ないが、何となくそういう感じでやってきた。
それを少しだけ簡単にまとめておこうとしている訳だが、これって意外に時間がかかる。1年の基礎実習を考えるだけで丸一日が過ぎてしまった。
まだCG関係をまとめなければならないがPhotoshopのアニメーション機能を試しているうちに寝る時間になってきました。きょうはこれでお休みします。また孫です。
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