好天続き

冬の休日は暖かな部屋に篭って内省的な仕事に専念したい、なんてことを考えていたのだが。
煩悩を掻き立てるこの陽気はどうしたことか。
ということで、じっとしていられなくなって評判を聞いていた近隣の山へ。
ネットで調べると千年杉があるという。
車で10分の登山口は高速道路の騒音が響き、放棄された資材置き場などで荒んでいる。しかしそこから徒歩10分で驚きの千年杉。
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杉はまだまだ元気なので、これからの1000年も大丈夫そうだ。
ところで女房が手にしているのはダブルストックというもので、先日の屋久島で助けられたという。登山靴が壊れたオレはこれを借りて500mの山頂までの往復で使ったのだが、軽い痛みが続いていた膝に負担がかからず実に結構なものだった。

翌日の日曜もこれまた大晴天。
テニスを楽しんだがじっとしていても汗ばむほどの陽気。
この日も全く「内省的な仕事に専念」できなかった。早く寒くならないとオレはパーになってしまうぞ。

というか、歴史上に例を見ない太平楽な時代に生きているのだから、幸福におぼれてパーになるのが現代日本の正しい生き方なのだろう。
朝鮮戦争の記録を散見して、そんなことを考えました。