東の森

出かけようとしたら猫が絨毯の上に毛玉を吐き出している。
石鹸で洗って干しているとずいぶん時間がとられてしまった。
そんな時に思ったりする。あのまま出かけていたら迂闊なドライバーに撥ねられて昇天したかもしれないので助かった、というか第6感に優れた猫が救ってくれたのかもしれないなどと。

そういうことって毎日のように起こっている。
それが悪いほうへ重なってしまうと・・・・
という映画を昨夜見た。
EASTWOODのチェンジリング
彼の作品だから当然のごとくヘビーだけど、みっちり集中させられた。
「生きることはとても大変なことだ」という彼の映画と、ジャズを取り上げるテレビ映画の中で無邪気に笑うイーストウッド爺さんの顔、そこに子どものとき見ていた連続ドラマ「ローハイド」の美青年が重なっていつも不思議な気持ちになる。
で、その映画だけど、80年前のアメリカ、L.A.いまの中国だったら起こるかもしれないかな。やっぱりアメリカと中国は似ている。
50年後の中国はすごく変わっているだろうけど、生き抜いていくのはとても大変だというのは、俺には無理だな。
せめてイーストウッドの映画だけでも見なくては。
なんてことを考えた。