アメリカ

きょうは午後からフリーなので、暑い最中でもあり映画でも見てゆっくり過ごそうかと、女房殿に出迎えを頼んでチャリを車に積んで郊外のシネコンへ。
当然に名画でもマイナーな映画でもないメジャーな、超メジャーなルーカス&スピルバーグにH.フォードといえば、あのインディ・ジョーンズですな。これを見ました。
先週はモンゴルを舞台にした「トーヤの結婚」というユニークな映画を見たけど、一部寝てしまってよくわからなくなった。これはその心配がゼロ。
絶対に居眠りしないというのはすごく偉い事だと、この季節に講義を担当している者として認めます。
やっぱり居眠りできませんでした。
ところで、映画の結論は相変わらずETがらみで、どうして宇宙人が出てくるのかということですが
今週わたくしは「内田 樹」という人の本を読んでいて、これがとてもおもしろいから睡眠不足になっているぐらいなのだけど、著作の中でアメリカが多面的に分析されている。
その内田氏の論理を当てはめてみるとですね
アメリカの起源ですが、ヨーロッパから理想の国家を目指して、優れた人が移民して形成した国家という形が、地球規模に適用されると、「地球外から知性体が・・」ということになって、どうしても宇宙人に登場してもらいたくなるということになるのでしょう。
内田氏の著作はどれも、目からウロコもので、どうして日本と韓国、中国は始終細々とした摩擦でギクシャクしているのかが明快に解き明かされるし、中学での絶望的な教育破産状態の真相など、見事に納得させられる。お勧めです。