6月からトイレの給水部品からの水漏れが続いていた。
パッキンを交換すれば直るものだから、こういうものはいつも自分で修理している。
しかし、いろんなことを試みても漏れ出てくる。でも24時間で100cc以下だから可愛いバケツを置いてwithトラブルを決め込んでいた。
そいつが昨晩、派手に水を撒き散らすことになったので諦めて業者を探す。
価格を明示しているところもあったが、見積もり無料に釣られて連絡すると半日後には修理の車がやってきた。こういうものっていくつも見積もりを取るような余裕はない。（我が家は２階にもトイレはあるけど）
なるほどなあ。見積もり無料といえば車の保険を検討しようとネットの申し込みをやってみた時も、余りにも詳細な情報を求められるので怖くなって止めたことがある。
この頃はこんな商法が増えているんだ。身近で馴染みの業者が無いとこうなるよな。
結局、相場の金額なので修理してもらったけど、安くはなかった。自分ではできなかったのだから仕方ない。
家の中ではひんやりするほど涼しい。ちょっと近隣のスケッチへ。
あちこちみて回っても、結局はこれまで眼にしていて何か感じるところがあった所を描いている。
変貌が著しい近辺で変わらず残っているこの小屋と柿の木は、職場から自転車で帰るときの最後の急坂入り口にあって、「ようし、もうひと踏ん張りだ」、「帰ったらビールだ」と気力を掻き立てるポイントになっていた。
この暗いベンガラ色の板壁にそんな30年間を思う。
