副反応

俺は少し痛むだけで副反応はなくテニスへ行き、女房は痛みと倦怠感があるので休んで一日ゆっくりしていた。
もう梅雨明けしたのかと思えるような空の下で、それなりに走り回って大汗をかき、午後は楽器の練習ばかりして過ごす。

日曜日としてはいい形だが、明日の月曜にこれといってすることが無いことに違和感が続く。元の職場のHPを見るとオープンキャンパスをしていた。

コロナ以前は実技体験への参加も多く、ランチも提供したりと、お祭りだったけど昨年からは予約限定非接触型になっている。「元に戻る」ことはないのだろう。

タイムマシーンでも使わない限り「元に戻る」ことは有り得ない、とわかっていても未練は残る。とく若さや活力に関しては。

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家から徒歩5分、標高差20数メートルを降りるとアストラムの伴駅とローソンがあり、地区の拠点だ。ここのポストに母へのハガキを投函している。このルートの往復だけで一日が終わることもある。世界が小さくなっていく。

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家からの早道階段。周囲の道路に釣り合わない幅広さ。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 密かにスペイン階段と名付けている。 

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真夏が近づいている。

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落ち着いた小道も年々荒んできて風景が貧しくなっていく。世界の縮図が片田舎にも。