病院で年末の予定を尋ねられた。標準治療の後も治験薬は+6回も続くのだ。
「もう年末の?」とビックリだが、もう7月も下旬。あっという間に年末だろう。
後期の授業担当など意識してなかった。第一に前期の終了がいつになるのかすら自覚していない。時間軸が狂っている。
世界中の人々と同様に「こんなことになるとは思ってもみなかった」。
大学は再開されたが幾つかは遠隔授業のままで、数回分の準備が出来ていない。
後期がまたリモート一色になる可能性だって少なくない。
授業準備がプレッシャーだが、その強制力があって、この年齢で学習させられるのだからありがたいと思うべきか。しかし体力、集中力は低下するばかり。
こんな調子では退職までにしておかねばならないことは何一つできないぞ。
校舎解体も絡んだので少しは身辺を整理したが、ごじゃごじゃ作ってきたもののカタログがあってもよい。
ある時期、河原の石を拾って絵を描いていた。手元には殆ど無い。変形の板に描いたこともある。どれも5年以上続けたことはない。せいぜい3年程度だ。
ビデオ作品も作ったな。図書館に1台だけあったカメラとデッキを借りて、ライブ1発撮りみたいに・・・というまとめをしておきたい。
これからは片付けと整理、そしてまとめか。ちょっと嫌だな。散らかしたまま走り抜けたいけど。