Blues

きょうは朝から雨で美術館に行くはずだったが、やはり予報ははずれてテニスで大汗をかく。
いつもならその後は昼寝というところだが、折りたたみ自転車で街にでる。
大町からJRでまずジュンク堂の立ち読みへ。
バンコクのシティガイドを購入。やっぱ地図ぐらいは持っていないと。

パソコン関係を眺めて90分。ブラックの画廊へ。
知人が出品しているサムホール展。
南仏を描いた作品。カッコいい。
我々がイメージする粋な油絵の典型は100年前の南仏で描かれた。
南仏が描かれた絵を日本人が見て、その「眼」で瀬戸内を見ると、牛窓がニースに見えてくる。
この図式は「現代美術」でも継承されている。文化全体に言えることだろう。
その意味では南仏も見ておかねばならんかな。
いや、もう自分の守備範囲ではない。というか、すごく距離ができてしまったようだ。
もっと日本を見よう。

次に卒業生の個展へ。夕暮れの街は涼しく気持ちがいい。
ビールを飲んで、サロンシネマへ。
「ライトニング・イン・ア・ボトル」大ブルース・コンサート
ギンギン・ビンビンの強烈アタックのサウンドが連続する。
素晴らしい。本物。

自転車の収納袋を変えて作業が早くなった。2分あればOKだ。映画館内に持って入り、アストラムの駅まで走って積み込み、また駅から家まで走る。澱みない、その流れ。エコロジー。