グラフィックデザイン

この歳になってやっと「グラフィックデザインの歴史」を読んでいる。
おもしろいのは先鋭的な芸術活動をしていた人たち、画家だけでなくてダダイストたちも結構この領域に関わっていたことだ。
どう見ても商品化できないシュビッタースがペリカンインクの広告をやっていたりして「どうやって彼らは生活していたのかな?」という疑問が少しは解けた。
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100年以上昔のウィーン分離派展ポスターを真似てハガキに描いてみた。
ムンクのような絵画も悪くないけど、世の中を心地よくしたり、新しいことに気づくために造形芸術ができることはたくさんあって、それが基本なのだろう。
情操という訳のわからない位置づけから抜け出なければ存在できなくなるぞ。