秋空の車窓

東京に出張
道中ずっと青空にフワフワの雲が飛んでいた。
イメージ 2
ここは天竜川だったかな。

イメージ 1
山陽、東海道は知人が多く思い出もたくさんあるから、幾つもの街を通り過ぎるたびに、あの人この人どうしているだろう?と考えてしまう。
京都を離れたことを常々寂しく感じているけれど、あの地に留まり地縁血縁に絡んで暮らしていたら、今のような拡がりがあったかどうか。
屈折した人間関係の中でイジイジと生きる、今とは別なもうひとつの人生を想像してみたり。また、
西明石から見える巨大なニュータウンとか、伊吹山の残酷に削り取られた山肌を眺めて、現代の意味を考えようとして、その暇もない猛速度。普通列車に乗りたくなる。
静岡に入ると樹木や山容が違ってきて、畦道を真っ赤に染める彼岸花が目につかなくなった。
富士山に期待したが中腹に雲がかかって、微かに山頂が見える。
そんな様子をスケッチしてると3時間50分で品川に着いた。

イメージ 3

五反田からの池上線。3両編成が珍しいと息子のご推薦だ。東京では3倍ぐらいでないと標準と思えないのか。

続く