新進の画家、幸田千依さんの講演会とワークショップを開いた。指示されるままに丸や棒を描き重ねて行く。画像左手のネギ焼きみたいなもの。どうなるんかいな?と不安になるがラストで何十人かの絵を貼り合わせると、ハッとするほど美しい森や山になる。レジダンス制度で国内外の街に滞在しながら描き続けている女性。自由に生きる活力と才覚に恵まれている。講演を聞いていて長男の生活を連想した。放浪のアーティスト、誰もがかすかな憧れを抱くものだが、生まれながらの素質がなければできるものではない。画像右手はベッドでの描画シリーズ。不特定の人の目に触れると言う意識が、こんなブログでも強く働く。背中の側のなめらかすぎる線が嫌だ。