1年ぶりのCT検査

CT検査の前に採血がある。
造影剤をCT検査で使うので右手はキープしておいて左手から取りましょう、ということに。
でも、適当な血管が見つけられない。
何故か採血センターの担当は若い女性ばかりだ。これはやばいことになるなと覚悟する。
結局、肘の側から取ることになり、針が入る。
「針を動かしてますが、痛くないですか?」
なんだ、入れてから探ってるのじゃないか。痛いに決まってるだろ、痛いなんて言えるはずないだろ。
そのあげくが「もう一度やらせてください」だ。
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去年の手帳を見たらやはり「二度刺し」とあった。
1,2分で終わる採血に15分もかけて何とか4本の血液を採る。
医療の改善、後進の育成に貢献したと思うしかないが、もし再発していて、毎日注射が続くとしたら地獄だ。
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検査結果を聞くまでに何時間か待たねばならない。
最近はまっている筆ペンと水ペンで遊ぶ。
ジロジロ見たら失礼だから、2秒ぐらいでイメージを記憶しようと試みる。

タブレットで読んだ寺田寅彦の随筆で
「自然界には平等は存在せず、平等即ち宇宙の死を意味する。」とあった。
そう、そのとおりだ。
チャンスは平等であるべきだが、人間は同じを目指してはいけない。
ポピュリズムの危険、スターリンの恐怖、カンボジアの悲劇を連想する。

ということで3時間待って、「何も異常ありません。また半年後に」となりました。