家庭訪問

大学にもチューターという、学級担任みたいな制度があって、入学時から進路までの相談にあたる。
通学などの状況を把握せよという指示があったので、担当学生の住所を検索してみると9割以上ストリートビューでヒットして画像が表示された。
これはこれは!と自宅を入力してみると
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「えっ!」
広島の郊外までグーグルの撮影隊が来ている。
さらに画像をクリックすると
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ご覧の通りで、近所の様子も克明に見られる。
試しに住所録からコピペしてみたら100%で住宅情報が。
あの人はこんなところで暮らしているのか、と生活が推測される。
ウェブのアクセス記録だけでなくて、グーグルは積極的に情報を収集しているのだ。
街中の監視カメラ、スマホからのGPS信号が絡めば、現在進行形で人々の動態が掴めるだろう。
えらいことになってきたな。