男は無用?

京都に来ている。後日に振り返るためにも絵日記として残しておこう。
週末の天気は大荒れという予報だったので、早めに画廊巡りを済ませておこうと到着早々に自転車を組み立てる。
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最初に訪れたのは市美術館の京都芸大作品展。
例年、吹き抜けの大展示室は、彫刻を中心にして作品展の主軸になっているのだが、何かチマチマして骨太な造形が見当たらない。
ぐるりと1,2階の展示室を回る。
工芸、デザイン、版画などに較べて絵画が冴えないのは昔からの事だが、その落差が拡がっているように感じられる。
若者の元気良さ(馬鹿らしさ)を期待していたのだが・・・・・・おとなしい。
美術界に強力な トレンドが無く、世界経済の勢いも低下しているが、どうもこの期待外れ感は85%という極端な女性比率から来ているのでは?
創造・生成は陰陽の交りだが、身体同様に男女の造形理念、原理は異なる。
それで「造形が無いな」という感想が生まれたのだろう。
それにしても
ここまで男性が美術を目指さないとは・・・・・・