冬の夜

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夕食後、ごろりと横になったところに媚びない猫ノエルが寄り添ってくる。
こんなことはこれまで無かった。どうしたことか?
たぶん、女房のベッドに潜り込んで数時間は眠っていたから、それに相応するスキンシップを必要としているのだろう。
膝に載せたiPadでパチリ。褐色の世界だな。
寝転がって女房が録画した映画を見る。リスボンを舞台にした文芸作品に、往年の名俳優がいっぱい出演していて、過ぎ去った人生を辿って行くというストーリーがリアルに感じられる。
昨夜も春からリタイアするという旧友と長電話して、そんな年代になったのだなとしみじみ。
しっかり過去を振り返ること、収束に向けて身の回りをシンプルにしていくこと、そんなことも大切だな。元気でなければ出来ないことだから、珍奇なものを追いかけるだけでなくて、心を配って行こう。