雨の日曜日

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久々のしっかりした雨だった。
土日と大学の仕事で出勤。
昨日は特別講演で、ゲストはCG制作会社「白組」からのお二人。
公開中の「ガンバと仲間たち」のキャンペーンも兼ねてあちこちの大学を回っておられる。
映像関係のゲストを呼んだときはお昼を研究室で取ってもらっていて、そのときの雑談は貴重なものだが映画を見ていないと話にならないので、公開最終日の金曜朝一番に近所のシネコンへ行った。
なんと同僚のT美術史教授も居てオッサン二人で鑑賞。
Tさんは日頃から展覧会をよくみている人だが、まさかここまでとは驚き。旺盛な好奇心と行動力に感服した。
やや子供向けの映画だが楽しめた。でも学生の批評は厳しい。この手のアニメーションは一杯見てるから目が肥えているし、自分の趣味も明快だ。
美術館の展示を薦めても知らぬ顔の学生だが、こういうものはさっと見に行く。
入試の面接でも美術館での鑑賞体験を話題にしているけど、「あれ?困ったな」という思いをさせるだけになっている。時代が変わったんだな。
京都の孫娘は琳派展にも行ってたから、親世代のゆとりも必要なんだろう。
その面からも美術館の苦戦は続きそうだ。