土佐の半月焼き

オープンキャンパスで日曜出勤。急坂の学内を見て回ったらヘトヘトに。真夏の天気でエアコンが入ったから、その温度差対応も難しい。
6月から8月にかけての予定をチェックすると仕事だらけ。働くというのはそういうことなのでしたか。遊ぶ予定を並べてバランスを取りたいなあ。
ま、贅沢は言えません。なんとか食べられているのですからね。
ということで帰宅したら夕食はタコ焼きだった。
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信じられない事だが、女房はタコ焼き未体験。作ってくれというから関西人の俺としては望むところである。「そもそもタコ焼きとは」と講釈垂れながらのパフォーマンスの結果は半球型の断面も暑苦しい、不気味な代物だった。
大失敗である。
しかし世間にはブヨブヨのタコ焼きを明石焼きなどといって誤魔化して売っている連中も居るではありませんか。炭水化物を半分に控えて野菜をメインにしたヘルシーな新製品に何か素敵な名前はないものかと考えたのが「土佐の半月焼き」。
実物はともかく、なんて素敵な名前なんだろう!黒潮打ち寄せる桂浜で憂国の士が苦み走った表情で食す半月焼き。
味の決め手は鰹節だ。タコも瀬戸内海のぼけたのとは緊張感が、締まりが違うぞ。
作り方の秘訣は調理の前に土佐の地酒をしこたま飲んでへべれけになることだ。何も気にせず無茶苦茶に放り込めば、半月焼きの完成だ。
このシンプルなレシピだけでもB級グルメ大賞受賞は間違いないな。