毘沙門 初寅

福銭をいただきたくて今年も出かける。生協さんに車を置いて徒歩30分、急坂で暑くなる。
きょうは異常に気温が高い。
山門の仁王様が修復なのかリニューアルか、ピカピカのつるつるになってバンコックに来たみたい。
そういえばいま現地にいる長男によると戒厳令がひかれたとはいえ治安は良く、デモ広場には屋台が出て演説の合間は歌謡ショーだとか。やっぱりタイはいいなあ。シリアは悲惨だな。
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これほどエフェクトをかけても目を細めると見えてくる。
目を細めるとはどういうことなのか?
試験期間中で静かな職場。音の特別演習の準備をする。ほんとに久々のことだな。
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掃除機がいろんな音源になる。押しつぶしたり揉んだり叩いたり、音遊びは楽しいね。
割れる音をそのまま録音しても、そのように聞こえない。
カップ麺の容器を押しつぶすと世界が崩壊する音になる。雪を踏む音なら片栗粉とか。
工夫と想像で作る音響。映像も音も保存再生が簡単になっているけど、そのままってつまらないものだ。
そういえば昨日、仕事のあと、女房とアステールで文楽を解説するという催しに行った。
年寄り向けのキャンペーンかと思っていたが、唄い、三味線、人形遣いについて詳細な解説と実演が2時間。動き、仕草、情景描写など貴重な話ばかりで、しかも無料。
3月7日の本公演の宣伝が狙いだったのだろうけど、学生に聞かせたかったな。様式とか見立てとか、洗練されたコミュニケーションの世界が味わえた。
未来にかけて大切な財産だ。