2012-10-14 物語LAST 無題 #練習用 岸辺にザガールが立っていた。メディテの後を追って、朽ち果てた神殿を抜け出し、 この海にたどりついたのだ。 ザガールもまた、音と光に包まれ、圧倒されていた。 旅に出て、素肌で世界に触れる。 数え切れない未知なるものに出会い、心は大きく拡がって、 無限の驚きと喜びに満たされる。 空の高みから「あたま」が彼らを見守っていた。