トリミング

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夕日に照らされた新緑をパチリと一枚。
下が広角28mmのレンズに映った光景で、上はその一部をトリミングしたもの。
そのとき自分が見たものに従って切り取っている。
しかし、そのときの印象では、木々は葉っぱの一つ一つまで輪郭が鮮明だったし、色彩はこれほどオレンジっぽくなかった。
「自分が見たものを定着・再現するなんて、できるはずがない。」
白黒の印画紙を見ていたときに自明だったことが、ディジタルの進化を経て、写真に「完全な再現」を期待してしまうようになっている。

自分の中の表現意欲の衰退として考えるべき事かもしれないけどね。