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いつものように古い町に居て、石造りの建物に囲まれた広場を歩いている。
その真ん中にタヌキが直立しているのだが、その頭に逆立ちになったもう一匹のタヌキが額だけを接点にしてまっすぐに倒立している。
タヌキは全く動かず、歩行者は誰も注意を払うこともなく通り過ぎる。
そのあと僕は薄汚い酒場かカフェの地下室に居て、そこの非常口を開けると不要品が置かれた階段の側の隙間に先ほどと同じように頭の先だけでくっついた上下対称形のタヌキが立っていて、僕の姿を見ると慌てて飛び上がり、階段をかけあがっていった。