悪夢

時々、とんでもない夢を見る。
とても他人には話せないような残酷で恐ろしいイメージなので、映画や本の影響だけではないだろう。
とすると前世の記憶か予知なのか。
作品も混沌としたイメージが多くて、2005年末のものなどもこのたびの大災害に重なる。
3月11日午後のテレビ映像には足が震えた。
現実になったら大変だという想像が本当に起こってしまう。
恐ろしい。

聖書の黙示録やロマン主義、ペストの惨禍を描いたピサの壁画など恐ろしいイメージは少なくない。
自分が作り出すものが暗い面ばかりで、人を幸福にするものではないことは自覚しているので、最近は内面表現を避けているが・・・・「正しい在り方」なのかどうか?

加えて原発だ。
1996年の岩波新書原発事故を問う」を読む。
まったく現在のことが書かれているようだ。
神戸の時から日本中で頻発する地震。2001年は我が家もかなりの被害を受け、2度の改築の後もあちこちに傷跡が残る。
15年ほど巻き戻して考え直さねばならない。

やっと、これだけのことが言えるようになりました。