自然治癒

久々にBLOGだ。
10日ほど前、旅行から帰って1週間ぶりに自転車で職場に向かったら、河川敷の雑木群が伐採されて整地されてしまっていた。
ガックリである。
立派ではないがそこそこに成長して、鳥の住処にもなり四季折々の変化を楽しんでいたのだが。
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洪水になると流れを悪くして災害をもたらすかもしれない。100年に一度は。
それにしても全部を切ることは無いだろう。
なんという貧しさか。
等など、相当に怒り狂っていた。
この作業を見たくないから自転車に乗る気もしない。
ちょうど学年末で授業がないから家に籠ってナンプレばかりしていた。

今日の夜、風呂の中でふと「自然治癒力」という言葉が浮かんだ。
崩れた土砂に水の流れがあたると、いつしか両者がバランスの良い形に収まり「自然な」感じになっていく。そのことは前にこのBLOGでも書いたが、破壊、和解、秩序、混乱という循環が大地にも人間の歴史にもある。そのサイクルと諦観するしかないか。
同時に浮かんだことは、フルイにかけられた土砂が粒子の大きさによる諧調を作るというイメージ。
自然現象による秩序化とでも言うか、そういうことで遊んでみたい。またそれを作品にしてみたい。