雪の白木山

だらだらモードで目覚めると柔らかな日差し。
これは予定通りに山登りだなと寝ぼけマナコで行き先を考える。
決めかねていたら、女房殿がこれまで行ったことがない新しい所ということで白木山をご所望。
ここは行きたかった山なのだが、近辺では一番の標高で急坂の難所。山好きのトレーニングゾーンになっているほどなので、もう少し鍛えてからと思っていたのだが・・・・・
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噂通りの急坂で喘ぎつつ登っていると上は雪で滑りやすいとのこと。行ける所までと登っていたら同じ職場の英語教師モーシャーさんが降りてきた。
「後でまた会いましょう」というから「?」への答えに驚く。
何と3回、上り下りするという。
世の中には信じられないことをする人がいるものだが、こんな身近にも。
頂上近くは雪がしっかりと残っていて気温も低く、手足が冷えやすい女房が難儀していたので無理せずに引き返す。
そこで3度目の登坂中のモーシャさんに再会したのだが、足下が良い時は5回上り下りするという。
標高差が800m以上はあるので4000mに匹敵する!
それもほとんど走るような速度で。
こういうことをする人が何人も居るという。ちなみに彼は57歳。フルマラソンもこなしたというから鍛え抜いたアスリートなのだろうけど、こういう人がいるのです。
簡単には真似できないことだけど、目の当たりにすると、可能性の幅広さというか「良きライバルが人を成長させる」という言葉が実感できます。
しかし我々は成長よりも安楽を求めているので、早々に帰宅して全豪テニスの信じられないプレーを見ながらコタツで居眠り。ちゃんと猫も待っています。
幸福な日曜日でした。