大晦日

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年末の一日、周防大島で一日を過ごした。
30日の広島駅は帰省の人々、送迎の人たちで一杯。
新幹線から降りてくる人を出迎える時の、いろいろな形。なかなかに感動的である。
京都に住む次男が俺の母親を連れて帰ってきたので、駅からその足で高速に乗り大島へ。
冬型の天気が強まっていたけどさすがに瀬戸内の真ん中、真っ青な海だった。

夕食の前に誰も居ないプールで静かに泳ぐ。
思いかけず年の瀬も海に来て泳いでいる。
今年は3月のバリ、8月のハワイ、9月の倉橋と何度も水に親しむ機会を持つことが出来た。
ポケーッと浮かびながら、あんまり無理することもないよなあと脱力するという、頑張らない一年だったか。
世間的には信じられていたことが幾つもひっくり返って、「変だ、おかしいな」と感じていたことが「やっぱりね」ということになっている。
まじめな人達が真剣に取り組むので否定しにくいが、コロッと状況が変わると「間違っていました」ということになる。
こういうことって敗戦のときだけでなく、バブルの土地値上がりでも起こっていた。
どんなに賢い人が集まって、情報を集め、分析を重ねても正しい予測はできない。

むしろ個性的な(求心力のある)人物の強い意志が時代を変える。
それはしばしばかなり恐ろしいことを引き起こす。
みんなで、ゆっくり、のんびり生きていけばいいやないかと、強く意識して新年を迎えよう。