文房具

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文房具なんて最近は言わなくてステーショナリー、あるいはせいぜい文具ってとこみたいだが
この手のものは飽きることがない。何故でしょう?
多分、子供のときから一番身近でリアルな購買体験だったからだろうな。
「万年筆ならこれだ、手帳ならこれがベストだ」みたいな本もいっぱい出ている。
だいたい海外モノを中心に薀蓄を傾ける内容であるが、別段に気取っているわけでもなく、身近なものではあたりまえすぎて誰も読まないのだろう。

仕事柄、鉛筆を良く使うけど一本50円から100円と値上がりしてきたのにボールペンはどんどん値下がりして、もう価格は変わらない。そのうちに逆転するかも。
「ボカシ」の必要なんて余り無いしな。

その鉛筆を削るのが問題で、俺は昔からナイフで削るのが苦手、というか見た目にもすきっとしていないので好きではない。職場では電動を使っていてこれは良い。
手回し方の機械式は昔からマトモなものに出会ったことは無くて、途中で折れた芯を取り除いてばかり。
コンパクト型のものは手が汚れたり、削りカスの処理に困ったりで、「文句なし」というものはまだ見つけていない。写真奥の赤いものはドイツ製品で「これはすごい」と買ったのだけど、仕組みが巧妙すぎて、開けるときに角度を120度違えるとゴミ捨ての扉が開いてしまう。
慎重に考えながら開けても間違っていたということが続いて、俺も馬鹿だがデザインまたは表示に本質的な欠陥がある。それはそれとして、いつも不思議に思うのだが、欧米の削り器はあまりシャープな形に削れなくて鈍角に作ってある。色鉛筆なら脆いので理解できるが、これでは始終削ってばかりいなければならない。

そこで自宅では削り器は国産トンボ(写真では右端のもの)を愛用しているが、最近はセンター入試のマーク用にすごいのが出てきている。試さねばと思いつつ、ああ、またそのシーズンがやってくる。
あの試験監督ほんまに辛いのです。マニュアルどおりに動くのは地獄ですからね。