眠り そのほか

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安佐南区カトリック祇園教会でパイプオルガンの新旧取替え工事が進行中とのお知らせをもらって覗いてきた。
本棚から本を出したときのように、こんなにたくさんあったのかと驚くほどのパイプ。
木製から金属製まですべてが笛になっている。
2階では3人の職人さんが木組みにパイプを取り付けるための、穴を開ける工事をしていて、すべてが手作りの時間が停まったような世界だ。

教会は誰でも入れるので見に行ってください。
http://www.gionkyokai.jp/

オーケストラの演奏批評を書いている友人女性にさそわれて広響のコンサートへ。
スメタナ「我が祖国」モルダウで有名なやつですが、
予想を裏切る大入りで、熱心な眼差しが演奏に注がれている。
終始居眠りしていたのは俺ぐらいだろう。

この音はどんな楽器の組み合わせで何処から聞こえるだろうという興味で目を閉じたら
そのまま悦楽の睡眠世界へ。

フルオーケストラのサウンドがいつもは頼りなく聞こえるのに
今回は結構大きな音に聞こえた。
それと、広島という地域はこの手の堅実というか保守的な傾向の芸術の支持層が厚いという事実に感銘を受けた。
美術界でも同様の現象が見られるのだが、この理由を知りたい。
俺自身にはまったく歓迎すべきことでもないし、どちらかというと無くなってもらいたいことだけど。