Ｏ氏の車は背の高いベンツ。搭載には脚立が要る。これだったら盗まれる心配もないね。
わたくし同様にＯ氏も申請書類作りに追われていたとのことで、やっと週末の開放感。
天気も最高。
車の少ない島の奥半分を走ることにする。
峠のトンネルは内側に樹脂テープが貼り付けられていて、まるで内臓の中を歩いているみたい。作品になりそう。
島の南側に回ってからは道も狭くなり、ほとんど車も通らない。
それもそのはず、昨年の台風で傷んだ道路の整備があちこちであって歩行者も通れない。
その通行止めとしてある中に入り込んで、無理に頼み込み自転車を担いで通してもらう。
俺もあつかましいが街中では考えられない寛容さに驚く。
なにしろこの静けさと美しい海。人の心も穏やかになるのだろうな。
片添えが浜で軽くビールを飲みながら昼食。
桜並木のアップダウンから、何度かの通行止めの強行突破で戻ってきたらジャスト５０ｋｍ。
実にサイコーの一日でした。
