ふと思うこと

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通勤途中の川を見ていると、水が透明になったような気がする。
プランクトンが発生しなくなったとか、秋の傾いた日差しがそのように見せるとか、単に気のせいだけとか
いろいろ想像できるのだけど、理系の人などはまず本当に透明かどうかのチェックからスタートするのだろうな。
「・・・・のような気がする」という表現は近頃評判が良くない。
事実をデータで示せというのばかりでね。
でも俺みたいな仕事だと実際はともかく「透明になったように感じる」ことが大事な訳だ。
でないと「秋の日はつるべ落とし」なんて表現はどうなる?
いや誰だって人間である限りは「感じる」ことが一番大切なはずだ。
機械で計ってどうこうしたところで人間が感じなければ意味が無いだろう。
「幸せな気分です」というのは幸せなのであって、どう見ても幸せそうだけどそんな気分になれない人だっている。

そんなことを考えながら自転車を漕いでいるといつもよりスピードが落ちた。
日陰でごろっと寝転がっていたい。そんな良い季節になりました。