履修

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先日の講演者は新興大学の若手学長だった。
彼が新入生に分かりにくいガイダンスについて語っていたので思い出したことがある。
「履修」ということば。
なんとも嫌な感じがある。
初めてこの言葉を見たのは大学に入った時だが、芸大というところはシンプルなシステムになっていて、
学生も自分のやりたいことが決まっているので迷うことは無い。
適当にやっていたら「単位を充足させる」「必修」「卒業要件」という言葉に関わることなく、卒業できる。

変な感じを持ったのはこの職場に着いてからだ。
あまり詳しく話すと差し障りが生じるので遠慮させてもらうが
ほとんどの人が、特殊な言葉を使っているという自覚を持っていないことが不思議だった。

普通の日常的な感覚から見て変なことでも、その中にいると気にならなくなるものだけど、やっぱり変なことは変だ。