復活

すったもんだのやり取りの後、修理を終えて帰ってきたパソコンを、なかなか起動する気分になれなかった。また、うまく動かなかったときの煩わしさと、もうmacにも慣れたからどうでもいいやという感じ。
そいつをやっとこさつないでみたら起動できた。当たり前のことだけど。修理したのだからな。
そして今朝、外しておいたハードディスクを付け替えた。
この半年で5台もパソコンがイカレタのは、静電気か何かの仕業ではないかとしか思えないから
1分おきにサッシに手を当てながら(静電気を逃がしつつ)ドライバーを廻して作業する。
神に祈るように起動したら・・
依然と同じような画面で俺を迎えてくれた。
2ヶ月、12月下旬からなんと2ヶ月だ。長かった。

久々に見るデスクトップは、あのマックのお洒落で端正なものとは大違いのダサくて文字はザラザラして不細工な、WINDOWS
ここにはいっぱい貴重なデータが残っていた。
豊富なソフトと高速性能。そして慣れ親しんだ操作。
一方、コンパクトにまとまってお洒落なマック。
洗練された都会女と糠味噌臭い田舎娘。そういう落差は確かにある。
この長いブランクは俺にマックへの順応を強いた神の采配と思えないこともなかった。
単にお洒落かどうかだけじゃなくってライフスタイルの違いがそこにはある。
この話はパソコンのことだけとは思えないリアリティがあるのだが、あまり詳しいことを語ると大変なトラブルが生じかねないので止めておこう。

マックをベースにした美術科とウィンドウズの大学全体にあって、これからの俺にはこの両者が必要だ。
ともかくも復活である。
めでたい、そしてすごく気分がいい。