とりわけて別に・・・

ちょっと時間があるから書いておこうかというぐらいのことですが。

ライ麦畑で捕まえて」を読んでる。
この邦題は誰がつけたのか、うまいね。
アメリカ的な価値にすべてアカンベーをしてみせるというストーリーだが、この若者の行動の呆れるほどアメリカ的なことに驚かされる。この豊かさに世界が圧倒されたのだな。

ハイブリッドカープリウスがすごく増えてカローラ状態だ。バカ売れしているんだろう。
どんな奴が乗ってるかと顔を見ると、たいてい中年だ。統計を取ってみるなら,結果は50代前半、職業=教員なんてことになるのだろうなあ。
ガックリ来るけど仕方ない。俺も大衆の一員だからな。何度も書いているように典型的に平均的なオッサンだからな。
そればかりか子供の名前から学歴なども共通性があったりするに違いない。

しかし、我らの親になると千差万別のバラエティがあるのではなかろうか。
彼らの世代は激動期だった。そこから30年経って安定期となり、そして次は停滞期?へと変わっていく。

このまえ久々に世界史の年表を見た。
戦争や災害、飢饉など不幸がぎっしりと詰まっている。
情報の少ないエジプト古代なんかだと何も起こらない数百年というような扱いだが実際のことはわからない。
ここで生まれたかったなあ、というような時期って見つけられないもんだ。
今の世の中、何だかんだあっても、あまり文句は言えないな。
でも後世からみると「何て馬鹿なことをやってしまったんだろう」と嘆かれるような愚行を、いま我々は日々実行しているのかもしれない。
というぐらいの疑り深さはあってもいいね。