雲ひとつ無い

昨日は日赤で検査だった。結果は9月末から腫瘍マーカーの数値に変化なし。体調を尋ねられたので「遊び疲れてます」と答えたらカルテにそのままの言葉を書かれた。引き続き経過観察となる。

バイクで山越えして帰り、すぐ午後1時にコロナワクチンの接種。

おとなしくしておれとのことなので2階で読書。この椅子に腰掛け、丸テーブルに足を乗せる。岩波新書「パリの音楽サロン」。ブルジョワの奥様が気に入ったアーチストを支援してそこからアヴァンギャルド芸術が開花する。コネと贔屓と情痴の世界だが、合議制で公平無私のコンクールから何が生まれたか?と対比すると・・・・。

しかし、西欧には裕福な人が多かった。その金はどこから来ているかというと、広大な植民地であり、あの頃の勝手気ままな闇取引の結果が今のパレスチナだと思うと、文化、芸術の見方も変わってくる。

この季節になると女房がリースを作るために蔦や木の実を集めるので「上の廃園」へ。

俺は竹切りノコを持って行って藪の中で「柿取り棒」を作る。

女房が子供の時に使っていたというもので、周囲でも使われているが、確かにグリップ力はすごい。

秋の収穫。毎朝、柿をたっぷり食べている。

渋柿が少なくて干し柿ができないのが悩み。贅沢な。

今日の午後、空を見たら「雲ひとつ無い」青空だった。

こんな時に旅行に行けたらいいなと思いながら、長崎のことを調べている。

街歩きを楽しめそうな所だ。行ってみるか。