スーパーカブで屋外スケッチ

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山手の団地、若葉台のテニスコートに行く時に、少し遠回りなのだが細坂(ほっさか)という集落を通る旧道をバイクで走っている。

急激に開発が進むこの地域で「昔ながら」を味わえる貴重な一角だ。

炎天の昼下がり、ふと思い立って絵を描きに出かけた。

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日陰に陣取ったスーパーカブに座って鉛筆を動かし、収納ボックスに水彩セットを拡げて彩色する。蝉の声と涼しい風。

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気に入った場所でカブを駐めて描けるから大変に具合が良い。

再び感染症が拡大するようだから身近なところでささやかに楽しもう。

自宅に帰ってからチビリチビリやりながら筆を加えるのもオツなものだ。

ゴルトベルク25番は3週間かかってやっと暗譜できて、音を辿れるようになった。

こんなことで毎日が過ぎて行く。