ブルース漬けオールナイト

マーチン・スコセッシが音頭をとって7人の監督で作った「The Blues Movie Project」のなかの6本を一挙に見ようというサロンシネマ、フィルムマラソンへ。
久々の徹夜鑑賞だったが昼寝しておいたので、さほど眠くならず楽しめた。劇場公開されなかったイーストウッドの「ピアノブルース」はWOWOWで見たから、これで完全制覇。
35年前、先輩の家で聞いたBBキングで一気にファンになってからブルースとは長い付き合いになる。
今回気に入ったプレーヤーはボニー・レイウット、ルル、ココ・テイラーと女性ばかり。
そういえばマリア・マルダー、ベッシー・スミス、メアリー・コクランなどを自宅でもよく聴いている。

館内はいつもより中年オヤジの、それもジーパン姿が目立った。
なんとなく昔のまま年をとったみたいな人も多い。映画の内容も年老いたミュージシャンが若い日々を振り返るというシーンが多くて、それを6本も見てると年齢相応のケジメが大切に思えてきた。