33年ぶり

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孫にせがまれて登った広島城天守閣。
No.2が走っていった北東のコーナーで33年前のハプニングが蘇る。
当時4歳(ぐらい)だった次男が「おしっこ」と言いだしたのだが、天守閣内にトイレは無い。
延々と階段を下りて外のトイレまで行く猶予もないから判断に窮した。
幸いにも人影も疎らだったから「ここからしなさい」とこの角に立たせた。
小便は勢いよく放物線を描いて下の瓦屋根に。
こういうことをさせて将来の人格形成に悪影響が出るのではと一抹の不安も抱いたが、現在は公務員となって一番堅実に暮らしている。
No.2の雰囲気はそのころの次男に似ているので、リアルに思い出した。
まあ、長生きしていると30年ぶりなんてしょっちゅうあることなんだけど。
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この日は孫二人を県立美術館のジブリ展に連れて行った。
開館直後に到着したら、すでに玄関には人がたくさん居て駐車場にも続々と車が入っていく。
8月最後の土曜日でもあるが、こんな光景は見たことがない。
空港の搭乗手続きみたいに複雑にガイドポールが立てられていて展示室も混雑しているから、さっさと飛ばして猫バスに向かう。
幸いにまだ空いていたから内外とたっぷり遊ばせてもらい、孫は大満足。
フェンスで接触が禁じられている他の展示でもロープを超えて掴みに行くから監視の姐さんは大変だ。
壊れて惜しいようなものはほとんどないのだけどね。
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天井から吊るされた巨大な飛行戦艦を中2階の渡り廊下から見る。
孫は伯父さんを・・・君と呼ぶ。「この船は寛太伯父さんが作ったのよ」と女房が話すと、カープ応援の手拍子で「カンタくん、そーれ」と囃し立てていた。