会田誠150分

現代美術界のスーパースター、会田誠の講演会が本学で開かれた。
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満杯の聴衆を予想したが、さほどでもない。このタイプを好む階層は県外に出てるのか。
彼も52歳、一時代を画した人物も穏やかなオッサンだ。例えに出すアーチスト、有名人は1世代前の人たちだから学生はほとんど皮肉や洒落がわからない。
克明な女子高生の描写で会田画伯を捉えていて、彼が言う「コンセプチュアル」には興味がないし理解もできない。
それも仕方ないだろう。大衆の視線への敏感さが彼を人気者にしたのだ。
その意味で現代の浮世絵師と呼ばれるのは正しい。
端正なルックスも彼の武器で、日本画山口晃と双璧かな。

社会学者だった父親との相克は以前に聞いた講演でも話されていた。
いろんな要素が絡み合って人格・キャラクターを作るものだな。

傍の女性教員に話しかける形式で2時間半、ちょっと長すぎたから居眠りしてる人もチラホラ。
当然に俺も10分ぐらいはスヤスヤ。
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梅雨の晴れ間の日曜日、久々にテニス。
ブランクが開く方がプレーは良かったりする。
夕方、息子から父の日のプレゼントが届く。
冷えたワイン。ラベルの文字は「Foglio」フォッリオだからホリオにかけたのかと思ったが、意識してなかったみたい。
辞典を引いたら文書とか紙幣を意味するそうだ。ポートフォリオの語源だろう。
夕食のメニュー急遽イタリアンに変更される。すごく美味しくて幸せに。