やっとこさ、何とか

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50年展の搬出完了。
どっと老け込んだな。
どれほど長い時間が経過したのかが、ひと目でわかる展示だった。
現在にばかりこだわって過去を振り返らなかった俺に、華の時期はとうに過ぎたのですよと諭し聞かされ、素晴らしかった昔を肯定しましょうと囁やかれる。そんな印象。

でも、実際に祝賀会に集まってくれた卒業生が見知っている教員のNo.1は俺だっただろう。
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60歳から50歳が主流。安定した環境で少しゆとりも出てきたという世代。
たくさんの卒業生に励まされる。またハゲを笑われる。結局、一番この展覧会を楽しんだのは俺かもしれない。
懇親会で会場で「お変わりなく、元気そう」とエールを頂く度に、40年も同じ職場に居て長老となっている自分を意識させられた。
それはとてもお目出度いことだ。そしてまた時間の厚み、重さを実感することでもあって、
じわじわ効いてくるようなパンチをドスンと一発喰らったなっていう気分だ。

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長男が久々に帰省した。
長崎でのジブリ展の仕事に向かう途上で、家に居る間も顕微鏡で基板のハンダ付けをして、プログラムの修正をしていた。

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それにあわせてやって来た孫たち。何故かみんな横縞。
レゴでたっぷり遊んでもらってご機嫌だった。
ゆっくりといつもの暮らしへ。