ポンと空白

しばらく書いてなかった。
忙しかったというよりもダラッと過ごしていたからだ。
学期末の雑用を一通り片づけると、ポンと心に空白ができて、やりたかったことも忘れてぼんやりしてしまう。
それで旅に出るなどして新しい刺激を受けて何かを始めるというパターンが春の定番だ。
この週末は関西のあちこちを回る予定を組んでいたのだが、女房が胃腸炎をこじらせたので急遽とりやめ。
病気知らずで我慢強いから、そのうち治るだろうと様子を見てるとドンドン悪くなる。そういうことが3回も続いてる。大事に至ってないから有り難いことだが、俺だけが病人という特権意識は改めなければ。
出かけられなかったけど
展覧会をたくさん見ても、記憶に残らないし、それが将来の栄養になるほど先があるわけでもない。
この歳になったらINPUTよりもOUTOPUTを優先するべきじゃないかな、とも思う。
創造性と鑑賞は必ずしも比例しないから、部屋にこもって仕事をしておればいいのだが、まあ、出歩くことやいろいろ見るのが好きなのだから抑えがたい。
 
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ろくでもないガラクタをいっぱい作っているので、この機会に少しずつ整理しようと棚卸を始めたら出てくる出てくる幾らでも。
これは高校生17歳のころ、美大受験を考え始めて、近所の東寺でスケッチしたものだ。
冬の午後、寒かった。先月も行ったばかりだが今でもほとんど変わってないから同じ構図でこの続きを描ける。
このスケッチを見て昔の自分に助言するなら
真面目で堅物、絵には向いていないな、デザイン系を勧めたい。ただ協調性が無いから、やっぱり教員ですかね。母親に言われた通りに。