今日はちょっと文庫を、と本棚を触ったらその上の棚の留め具が壊れていた。下段のギシギシに詰めた文庫が支えていたのだ。
フラッシュ構造の安物は意外に丈夫なものだが、無垢材の本棚は反ってガタガタになりやすい。一方で修理はやりやすいからどちらが良いのか、財布で決めることになる。
修理で棚卸しした文庫本は、ほとんどが茶色く色あせして、活字も古くこれから先に読み返すことは考えられないので処分しようとしたが・・・
たとえ読まなくても存在自体で過ぎ去った時代を甦らせてくれるものがあり、半分弱を残す。
これからは何ものでも3分の1だけを残すことを目指すべきなのだろうな。
千年木と平和鳥、涼しい日はあまり首を振らない。
午後、ようやく雨になる。
我々が一緒に居るとその中間点にやってくる黒猫ノエル。