五月

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爽やかな良い季節。ちょっと肌寒いこの頃だけど快い。
スーパーカブで畑峠を越えて(300mぐらいと高い)市内へ抜け、現代美術館の展覧会を見る。
アジアの現代美術、わかりやすい作品が多い。
考えさせることを目的にしている現代美術だが、あまりにも不親切で「解説を読まないと真意がくみ取れないのなら、解説が作品で、作品は挿絵ではないか。」とむかつくことがある。
今回はかなりストレート。これでいい。
樹木のような作品が作れたらいいな。
京都で酒井抱一を見た。雑草の代表クズが見事に絵になっている。
即興的に描かれた掛け軸などは今ひとつで以前に見たときは失望したのだが、代表作は緻密な構成で、とても丁寧に描かれていて素晴らしいものだ。
展示替えでその中の一点しか見られなかったのは残念だが、至近距離でつぶさに観察できた。
印刷で見るのとは全然違う。実物でしかわからない事ってたくさんあるものだ。