快晴が続いた後の土曜日、明日からは雨という予報なので一汗流しておきたくて、家の向かいに立つ火山（ヒヤマ、狼煙を上げた故事からの命名だろう）の登山へ。
久々の山歩きに蒸し暑さも加わって、なだらかな登りにゼイゼイ。
昔、沼田と市内を結ぶ行商ルートだったそうで、ところどころ石畳が残る歩きやすい道なので散歩の人が多い。
一人歩きの人はラジオを聞いていたりする。
俳句や教養講座がピッタリだろうから、山歩き用に売り出してはどうだろう？
なんとか９０分で４８８ｍの頂上へ。
北壁を下る帰り道は楽勝と考えていたのだが、予想外の急傾斜に難儀する。ほとんど絶壁なのだ。
道中はずっと自宅付近が見える。
こんなに厳しい地形になっているとは地図を見ても判らなかった。
さすがに北壁である。これぐらいでないと北壁とは呼べない。（下の地図で黄色のゾーンです）
それにしても両手を使わないと降りられない急坂。こちらから登らなくてよかった。
ということで自宅から往復３時間、女房の万歩計で１５０００、一歩が６０ｃｍとして９ｋｍ。山道だったけど、まあそんなところだろう。
さて、予報どおりに日曜は強い雨が降り続いた。
俗気をすっかり払ったおかげで、心静かに一日を送る。
火山の上半分は雲に隠れている。
こんな天気のとき、あの北壁はどんな状態なのだろう？
登ってみるのも悪くないな。まだまだ枯れてません。
