語る人、聞く人

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人から何かを尋ねられたときに「知りません」と答えることはほとんどない。
「・・・・・かもしれないなあ」という推測が俺の返答だ。
知っていることでも後で調べたら間違っていたということが二割以上はあるので、初めから「知りません」と答えるべきなのだろうけどね。
山の中で「この木は何?」という問いかけに「ニブラです」と答えても「タバラギ」と答えても大差はなく、問題はその次から生まれる。そこから始まる。「ああ、そういう名前ですか」で終わったらそれこそ、おしまいだ。
植物の名前はほとんど知らないから適当な名前をつけてやる。これはけっこう頭の体操になる。
こんな調子だから学生や女房は呆れているだろうな。

ところで今日は女房が京都に行ったので、ひとりテニスに行きビールを飲み、カメラを片手に近所を散歩した。まだ新しいカメラの広角レンズに慣れていないが、若いときに常用していた28mmに馴染めない。
ちょっと望遠気味の85mmぐらいを今の俺は選んで見ている。
広い世界よりも限定した一部を選び取る望遠レンズが嫌だったのにな。

午後からずっと昨日入手した小型WEB用パソコンを触っている。
ソフトが少ないのでダウンロードしたものでトリミングやリサイズ。
無料ソフトにクリエイティブな可能性がありそうだぞ。