初夏の風

昨日から夏雲。街からの帰りに峠を越えたら路上に白い花びらがいっぱい落ちていた。

今日も近隣で雑木草の白い花があちこちに目立つ。栗もすぐに花をつけそうだ。

ウツギ、卯の花みたいだ。

風にも微かに花の香りがある。この季節になると枯れ果てた身体にも精気を感じる。遥かな昔、人類にも発情期があったのかもしれない。だから3月の誕生が多いんだと話を進めたいところだが、それを実証するデータは無い。現代ではそれほど単純な理由では産まれていないからね。

テニスコートでは孫の世話がどうこうという話題に混じって、介護やリハビリについても聞くようになった。着実に老化は身辺に迫って来ている。

いつまで春を感じていられるか?

 

アストラム通りを下がった菅原神社横の無人販売所。

早朝ウォーキング老人の人気スポット。説明書きにはレシピが載ることもある。

矢印の先のパイプに硬貨を入れると4mほど谷側に落ちて支払い完了。

近所からの貰い物に加えてこういうのもあるから野菜は潤沢だ。

地産地消は半世紀前までは基本だった。

グローバル化の得失を考えるオブジェでもある。