猛暑を避けて早く帰路につく。空いた時間で長男が話していた天神橋筋を歩いてみようと大阪環状線の天満駅へ。
全長2.6kmのアーケードは日本一だとか。そこに600の店が並ぶ。中間点にある天満駅からまず南へと歩く。
南端の天神橋に向かう街路は幅が広く、渋い店が多い。
昔はたくさん在った喫茶店が昔ながらに生き長らえている。
5、6軒は在ったかな。どの店にも入ってみたい魅力が。
南端の1丁目に在る天満宮。戦災で焼け残った数少ない建物。隣には落語の寄席、繁昌亭もある。
天神橋から中之島のビル群を眺めて戻った1丁目の蕎麦屋で昼食。
11時半なのにそこそこ客が入って居て、50分には満席になる。なるほど、安くて美味い。量もたっぷり。周囲の大阪弁がいい感じ。
この商店街は大半が飲食の店で、弁当も大量に並ぶ。やっていけるのだろうかと心配していたけど、昼になると活気付いて人通りも多くなる。大阪、おそるべし。
昆布の専門店とか意外な店も。天王寺にあった海苔の専門店を思い出す。大阪は海に接している街なのだ。
刃物の専門店には見たこともない特殊なハサミやヤットコ、毛抜きが並ぶ。壮観。
天六の北端まで往復したから2.6kmx2の5.2km以上歩いた。
ちょっとした異世界旅行気分。でも、足裏が痺れ、駅の階段が辛い。
広島駅に着いたらあちこちにカープ応援の人々。のんびりゆったりした時間が流れている。こちらも別世界だ。そのどちらにもクリアな青空と強烈な日差し。本当に梅雨が明けた。8月みたいだ。