銀行に行った。少し利率の良い預金への切り替え期限が迫っていたからだ。
お金に関わるこういう世界があるんだ。人並みにファイナンシャル・プランも考えるべきなのだろうな、と感じて図書館の蔵書検索をしたら、貸出中がとても多い。
図書館の男性利用者は定年退職者が大半だから、こういう実用分野に集中するのかな?あるいは藤沢周平や司馬遼太郎とか。
しっかりした人はきちんと老後のことも考えている。
しかし俺は、給与、貯蓄、保険、学費など「見ない、聞かない、知らない」で過ごして来た。何がやりたいのか、ばかり考えていて、そこからはお金が必要なものは省かれていた。(さすがに飛行機代は使ったけれど)
また、職業柄「稼ぐ」という意識は希薄で「お金は使わないようにする」だけで生きて来られた。弁当持って自転車で通うのだから実際に金は不要だった。
思えば幸運なことである。
知りあいには資産運用に巧みな人が居る。でも何故か幸福な境遇ではない。単に運のせいだろう。あるいは不運を克服するために防御を固めているのか。
銀行をすませた午後、クレーコートで90分、打ち合う。思い切り打つって楽しい。
快い。しかも、無料だった。