周防大島再訪

今日は休日だったのに、そのことを全く意識していなかった。

退職したんだな。それらしく家でおとなしく過ごすべきなんだろうけど、休日と聞くと何処かへ出かけたくなるのが新米退職者の悲しさ。

朝食を食べながらあちこち思い浮かべて、久方ぶりに高速休日割引を使えるから女房が以前に何度か言っていた周防大島を選ぶ。

大島といえばサイクリングだ。地理院地図をチェックして標高差の少ない20km以内のコースを探す。あの島は踏破していて土地勘はあるので迷わず決定。

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道の駅に駐車して弁当を買い、片添が浜で昼食、沖家室島まで行って周回。

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最近ロードバイクには乗っていないけど、標高差50m前後の坂が数カ所だから何とか走れると想定した。

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女房は電動。これなら300mの高低差でも平気。

昔は皆無だったサイクリストがとても多くなっている。それとオートバイが目立っていたな。

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子積の海岸に立つ鳥居。呆れるほどの写真映え。

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沖家室島から大島を見る。

遠目には端正な漁村だが裏通りを行くと空き家ばかりで廃屋も多い。

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明治の中頃は人で溢れていたという。現在とは桁違いの漁獲量があった。

今日のルート上には醤油やワサビを売る店が見当たらなかった。どこでお豆腐を買うのかしら?と女房は心配していた。

ほとんどの大豆はアメリカから来ていることを想うと、生活必需品について考え直さねばならない。半世紀前までは全国津々浦々で人々がしっかり暮らせていたのだ。

みんな若かったけど。