昨日に続いて今日も松。
松の剪定と言えば隠居老人の定番暇つぶしだが、なるほどと納得の作業だ。もみあげ、芽引き、整枝、この三つに「これから先の姿」の判断も要る。と言っても基本は現状維持だ。目標とすべき理想も身近にある。書道のようなものか。
但し松ヤニだらけになり、この汚れは手強い。
電動自転車のサポートセンサーが狂ったようで、これは手出しができないから業者に持って行こうとして、その前にサイドバッグを外そうとしたら、なんとバッグの固定バンドが後輪の軸に絡みついていた。
これがセンサーの作動を狂わせていたらしい。壊れたパーツを結束バンドでスポークに固定するという、業者が見たら目を背けるような反則技で復活。
5000円は節約できたか。タイヤが磨耗しているから交換しなければ。
この作業中に何度か強風と時雨。一気に冬の気候になった。
試運転を兼ねて標高150mの山手まで登り、空き地に座って風に揺れる樹々を眺めて過ごす。水の音と鳥の声。蚊も居なくなって日差しが快い。
ボオーッと1時間ほど。
整備と黙想、禅的な一日だったかな。