通院日。さほど寒くもない。運動のために自転車で向かう。
夜明けの赤い空に、大友良英のラジオ番組からSUNRISEと題されたジャズピアノ。
15kmの都心まで1時間を切る。北風が背中を押してくれたのか。サイクリストたちの早い流れに釣られたのか。
ランチのポイント、並木道はすっかり落葉して薄日が差していた。残っているカエデの紅葉を見ながら食べていたら、曇って風が強くなった。すごく冷たい。
風当たりの厳しさとはこういうことか。
とはいえ俺は厚いカウチンのセーターの上にダウンのコート、山用のニット帽。
公園入り口の大きな蘇鉄には菰が被せてあった。先っぽだけの保温で凌げるのか?
明日からは凄く寒くなるという予報だが、感染者が6000人という増加はもっと寒い。
この状況で熱弁を奮えるリーダーが居ないのもお寒い事だ。
俺は強烈なリーダーを求めていないし、従う気もないけれど、右顧左眄して自らのビジョンを語れない人は退いてほしい。
それよりも気がかりなのは黒猫ノエルだ。半年前の美貌が一変してクシャクシャだ。
一時はこれまでかと危ぶまれたが、持ち直してくれた。しかし様々な不調が露わになってきている。
ネガティブなことは書かないようにしているが、少しは書き留めておきたい。